千景が曾祖母てるちゃんに笑顔を灯した日
2026-07-26 日次メモ
…ここ数日は会話が噛み合わず、てるちゃんは空想の中にいるようだったのに、千景のこととなると全く様子が違う。「寒いから何かかけてあげて」と優しく気遣い、小さな泣き声にも誰よりも敏感に反応して、懸命に対応しようとしてくれた。 意識が朦朧としているような時でさえ、てるちゃんは常に「ありがとうございます」「はいっ」「すみません」と丁寧な敬語を口にする。底抜けに人が良く、誰に対しても優しい、彼女の本来の美しい人柄がそこに滲み出ていて、尊敬した。自分もそうなれるような人生を歩みたい。…
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